突然の語り おばあちゃんの死
長らく放置してもはや書くこともないと思っていたブログ。
突然どこに吐き出して良いかわからない感情がぶわーっと出てきたので、書き留めておく。
今日は7:00〜21:00のしんどい勤務から帰宅し
缶チューハイとコンビニの好きなおつまみでささやかな幸せを感じながら、TVをぼけっと眺めたり、デレステを小一時間真剣にやったり、デザートのコンビニスイーツとカフェオレでさらにお腹を満たしたり…
としているうち、とうに日付は変わり、またネットを漂い
ずっとつけっぱなしにしていたNHKから溢れ出るキラキラオーラにたまに目を奪われたらしながら(少クラの再放送)
今に至る。
で、メイク落としてもう寝よう…と思ったそのとき、なぜか急に頭に浮かんだおばあちゃんのこと。私が中3ときに亡くなった。
中1の頃、おばあちゃんと叔父さん夫婦が住んでいた家を手放すことになり、新しい場所に移るまで確か1ヶ月くらいおばあちゃんはうちで住んでいた。80後半だったので足腰は不安だったけど、表情はまだ明るかった記憶がある。
おばあちゃんいくら大好き!ってニコニコして食べていたのがずっと印象に残っている。
それから新しいお家に住んだのか、すぐに施設に入ったのか、あまり覚えていないが、
その次のおばあちゃんの記憶は、もう施設でベッドに寝ている姿。会うたびに衰弱していき、ついこの前まで話せていたのに、声も出なくなった。
最後に会えたとき、こちらの呼びかけには気づいて、体を動かして何かを必死に伝えようとしているのに、私もお母さんもわからなかった。おばあちゃんの気持ちを汲み取ってあげられないまま帰った。罪悪感が残った。
まだおばあちゃんが喋れた頃、早くあの人(旦那さん)のところへ行きたい、会うとそればかり言う、とお父さんが嘆いていたのも思い出す。
すごく苦しくなる言葉。早く死にたい。楽になりたい。
おばあちゃんは別に重い病気を患っているわけではなかった。ただ居場所がなくて施設に入れられているように、中学生の私には見えた。
栄養剤みたいなゼリー状のものを飲むのをすごく嫌がっていた。きっと栄養をとっていなかったから、衰弱も早かったのだろう。
亡くなる直前、アイスクリームを少しだけ口にして、おいしそうにしていた、というのも看護師さんから聞いた。またそれが辛かった。
人間が、あっという間に死に向かう事実が私は怖かったし、何よりもおばあちゃんの気持ちを考えると今でも苦しくなる。
早くお迎えが来て欲しい。
死ぬまでにどこかに行ってみたい、あれが食べたい、家族とこんなことがしたい、そんな気持ちはおばあちゃんから一度も感じられなかった。
なぜ急に思い出したのかは不明だけど、
とりあえず自分の大切な人(今はそれが推しということになるけど…)には、幸せな最期を迎えてほしいな。